なんと今日で8月の終わり、ではないですか。。
しかも残暑を吹っ飛ばして10月の気温。
夏休みの最後の日はいつになっても憂鬱でさみしいもの。
31日といえばドリル類だけかろうじて終わらせているけれど、
自由研究は手つかずの悪夢の記憶がこの年になってもこびりついている。
そんな私も夏場のお弁当休みで早起きオサボリなため、
ついついフラメンコのライブに足を運ぶ回数が増えてしまった。
まだ最後の暑さが残った8月半ばにエルフラメンコ(有名なフラメンコがみられる老舗)へ。
先週も夏祭りで賑わう駅前を通り過ぎ、
老舗のアートスペースのフラメンコライブへ。
そして11月に来日するロシオ・モリーナのチケットをやっとこさ振込んで
ゼーゼーしていたばかりなのに。。。。
9月21〜23日のサラ・バラスとアンダルシア舞踊団の公演に誘われ、
まんまと......買ってしまった私。。。
今年の秋は海外公演が目白押しでとても危険な香りに満ちている。
もちろん公演へのワクワクはあるけど、
夏の終わりのさみしーい気分はそのへんも大きく影響してるんだろうなあ。
サラ・バラスといえばあまりにあまりに美しすぎるフラメンコ界のスーパースターである。
並び称されるスーパーアーティスト、エバ・ジェルバブエナに比べると、
そのあでやかすぎるスレンダーな肢体と整のい過ぎた容姿、
マスコミとかに出過ぎる派手さに、
私は思い切り一歩引いてみてたかんじだった。
なのでエバの公演にはできうる限り足を運んでいたけれど、
ここしばらく来日もなかったサラを生でみるチャンスはついぞなかった。
なんとなくぼんやりとスタジオに置かれたチラシに目を通すと私の古い記憶をはるかに突破する
勢いでスターダムに登り詰めていたサラが、
2010年頃に突然休暇をとって出産をしていたらしいことがわかった。
それって、とてもサラ・バラスっぽくないことじゃないですか?
おかあさんになったサラは相変わらずPVでは人間離れした超絶技巧ぶりと
スキのない踊り手姿を発揮していて、
ほどよく肉付きがよくなったエバと対照的だけど、
そこは人間臭さを思い切り放出するフラメンコのこと、
私としてはサラの変化をすごーーく期待したくなってしまったのだ。
ついつい一緒に手にいれてしまったアンダルシア舞踊団は、
群舞の踊り手のレベルの高さに一票!というかんじ。
バレエではそのバレエ団のコールドの力でその舞踊団の力量が決まるけど
それは個の踊りと思われがちなフラメンコも、作り上げた構成を持った舞台内容では同じだと思う。
しかも今回はムスメをこうした海外からのフラメンコ大型公演にはじめて連れていってあげようかとも
思っている(まだU25は余っているかなあ......)。
フラメンコといえば私の発表会??やタブラオ(飲食ができるお店でのフラメンコライブ)
しか行ったことのないムスメに、
テアトロでのフラメンコ群舞をきちんとみせたい。
バレエこそ最高の舞踊と思っているムスメに(それはそれでよいのだけど)、
テアトロフラメンコのリズムの洪水と可能性を味合わせたいのである。
......となると私の財布にはさらに重圧がかかり、
さみしい秋風が吹いちゃうんですけれどね。
ちなみにこちらが公演案内です。
フラメンコ舞台ははじめての方にも楽しめる内容だと思いますよ。
http://www.parco-play.com/web/program/flamenco2015/
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