ヨガ インストラクターのブログ

畳2枚分のおとこの情熱 

ダダ書き初め.JPG

これ、みつかっちゃうとまずいんですが(汗)3年前に夫婦で松田恵美子先生の書道WS
(ワークショップ)に参加し、夫が書いた作品です。

不惑の50歳なんてトンデモナク、あーでもないこーでもないと巨大な組織のなかで
ぎゅうぎゅうに圧死しそうになりながら働く夫を、
私が関係する非日常的なあやしい?ワークで、
気分転換させてあげられればなーと思い、
嫌がる夫を強引に連れてのカップル参加したときのものです。

このときは書き初めではなく、旧暦七夕の8月初旬ころ。
願いごと書いた巨大な短冊の製作でした。
猛暑の中をダダッコのように嫌がる夫(大学の医学部で基礎研究に従事する夫は超オタクの元祖アキバ系)を文字通り腕をひっぱって会場にまで汗だくで連れていき、それだけで私はヘトヘト!!!!

夫以外は全員女性。
夫最高に不機嫌!!!!下唇がめくれあがってくる。

ところが『仕上げる』という目標がはっきりしているWSなんで!
やがて競争心が激しい夫はいつのまにかオタク全開の大集中力でのめり込み、
その競争心で誰よりも濃密な墨をすり、
墨すりが下手なほかの参加者(たとえば私)にわけあたえ、
誰よりも早く仕上げ(注意:別に速度は競ってないが、ひたすら負けずぎらい......)
帰りには着てきたTシャツを汗みどろにし、
『作品』を仕上げました。

びっくりしたのは。

夫の書いた内容でした。

『こんなことを考えてたんだぁ......ちっとも知らなかった』

日頃疲れきって不機嫌に肩を落としがちな夫。

その夫が書いた願いごとは、
科学者としての情熱の炎がメラメラと燃え、
それを素直にはっきりと文字にしていました。
私は。
悔しいけどちょっぴり感動でした。
ああ、いっちゃえよ、ちょっとばかりホレ直しました!

2/1のWSは、ちょうどペア割引もあるので熟年カップルにぜひ
おすすめしたいところです。






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