さあ、いかが？今日のビジュアルはマリアさんの薔薇よ。名付けてフラメンコ・ローズ。
かれこれフラメンコを13年ほどやっている。小学生の頃バレエを習いたかったけれど許されず、
二十歳のころからモダンダンスをはじめ、なぜか今フラメンコへ。
はじめた当初は何〜〜〜にもわかっちゃいなかったが、あのストリートで踊る感じに惹かれたんだと思う。
世間ではオバチャンのカルチャー的扱いを受けるフラメンコであったが、
こんなスゴイ舞踊はない。舞踊というより武道である。
基礎のないおとなが始め、多くの人が体を痛めているのもうなづける。
さて、今スペインから来日している萩原淳子さんという方の短期レッスン（クルシージョと言います）
を受けている。
今まで指導頂いた師匠たちもそれぞれが素晴しいものを持っておられたが、
教師としての彼女の才覚は卓越しており、もう毎日が目からウロコ。
『ああ、そうなのか。そうなのか。そういう意味だったのか』と
ヘレン・ケラーがサリバン先生がかける井戸の水を手に受け『ウオーター！！！！』
と叫んでいる状態ぐらいに、あたしゃ毎日感動している。
楽しい！楽しい！楽しい！
楽しいったって、ヘラヘラ笑っている楽しさではないよ。
呼吸が止まってしまいそうなぐらいの緊張感の最中、自分のカラダの中に流れるエネルギーを
誰にも遠慮することなく、また傷つけることもなく放出できる機会なんてありますう？？
ヨーガでは燃え残ってしまう何かがここでは昇華され、
ただただカラダが軽くなっている私がいる。